ブレーキなし「ピスト」バイクの魅力vs危険性と行く末
ピストという自転車による事故が多発し、危険視する声が高まっているそうだ。
ピストは元々競輪の選手達の練習用だったもので、その特徴は、ドロップハンドルなので見た目はロードバイクと変わらない。大きな違いはシングルギアであることと、ブレーキ(厳密にはちょっと違いますが)がないこと。
希望すればブレーキをつけることも可能だが、ピストを選択する人の中にはあえてブレーキを外すか、初めからついていないのを購入する人が多い。
管理人は乗ったことがないが、ショップの人曰く、ピストのメリットというか魅力は、走っている感がダイレクトに伝わってくる快感があるんだそうだ。
「でも危険ですよね?」、といったところ、怪訝な顔をしてそれは間違った情報だという。
ブレーキを付ければ、という意味だったのか、乗り慣れれば(思われているより)すぐに止まれるという意味だったのかは定かではない。
これは単なる偏見かもしれないが、ピストを選ぶ人は、やはりブレーキがないことのスリルも味わいたいという人が多いんじゃなかろうか。
と思っていたところ、日本で普及するまでの経緯を見ると頷ける。
Wikipediaからの引用を参照されたし。
◆ 日本での普及
トラックレーサーはブレーキがなく、また固定ギアを使用するため、構造が単純で整備性・耐久性に優れている(注油の必要な摺動部分がほとんどない)。これに注目したアメリカ合衆国の自転車便要員の一部がニューヨークなどで1970年代後半~1980年代にかけてトラックレーサーの使用を開始した。やがて彼らの中にはブレーキを装着しない状態のトラックレーサーの方がより純粋な存在であり、また周囲の交通の流れを読みながら走ることである種の瞑想のような経験さえも可能であると考えそれを実行に移す者が出現した。
このような考え方は2000年代半ばに日本にも輸入され、ストリートカルチャーの世界で新しい流行として取り入れられた。この流れの中で特に大きな役割を果たしたのが、ニューヨークで数年間メッセンジャーをしていたとされるデザイナーのMADSAKIやDJの藤原ヒロシらのグループである。
ブレーキと保安部品(ベル、前照灯、反射器)がついていないトラックレーサーで公道を走ることは当然のことながら道路交通法違反であるが、MADSAKIは「魂を磨く」行為とアピールしており、自身のブログ(2006-11-22 00:24:05)では「オレが事故ったらオレのせい。でも他人が事故ってもオレのせいじゃないっしょ。」とも書いている。 また藤原らはスケートボードのチームを自称する「T19」なる集団とともにノーブレーキピストに乗ってマスメディアに頻繁に登場したことで[2]、日本でもトラックレーサーの知名度の向上・普及が進むことになった。そのため現在ノーブレーキピストの台数は増加傾向にある。
◆ノーブレーキピストに対する反応
サブカルチャーを好む人達は、危険と法律違反を承知のうえで、自己責任において使用するならば問題ないという立場を取るケースが多い。しかし一度事故を起こせば他者を巻き込む可能性が多分にあり、自己責任ならば問題がないという主張は欺瞞である。
(特に対自動車・対自動二輪車の場合、“自転車は保護さるべき存在”ということで、運転手が如何に釈明しても責任割合が多く判定される)。
一方、旧来のスポーツ自転車愛好家たちは危険な改造を施したトラックレーサーを嫌悪し自分たちとは違う存在であると主張する人が多い。
Wikipedia – 「ノーブレーキピスト」
管理人のスタンスは、赤文字部分が代弁している。確かに自動車の合間を縫って走るのは快感だろうし、かっこいいかもしれない。しかしそれは、
他人に迷惑をかけたり危険に巻き込まないという当たり前の倫理観が前提としてあってのこと。
ノーブレーキで走るという行為を考えると、自転車を愛すると称する一部の人々が、自らの危険な走行によって、より社会の嫌われ者の存在へと自滅に追いこんでいるのだ。
「瞑想」とか「魂を磨く」行為と比喩される感覚が醍醐味のようだが、それなら人のいない地域でやればよい。
山の中とかであれば街中より障害物が多い上に自然もあり、魂を磨くにはうってつけだろう。
それをせずに人の多い市街地で走るのは、怖い物知らずを誇示して自己顕示欲を満足させるだけの自慰行為といわれても仕方がない。
ニューヨークやヨーロッパでは市民権を得ているという主張も的外れで、、彼の地にはドライバーを含む社会全体が自転車と密接に関わり合う土壌がある。
日本は「自動車社会」に対し「自動車+自転車社会」が成熟しているから比べるのはナンセンスで、この部分を引き合いに出すのなら、なおさら社会に認められるように安全とマナーに配慮した走行をするべきだろう。
警察は交通違反切符を切ったりしているそうだが、ドロップハンドルの自転車が警察に止められたところはみたことがない。
走行中だけでなく、信号待ちや手で引いて歩いているときです。ちょっと栄えた街にいけばロードバイクやピストは至る所に止められている。
本当に取り締まる気があるなら簡単なはずだが。
銀輪の死角:ブレーキなし「ピスト」 暴走、違法競技用車 事故多発、取り締まり強化
「ピスト」と呼ばれる競技用自転車にブレーキを装備せず、公道を走る愛好家が増えている。しかし今年に入り、ピストにはねられた歩行者が死亡したり重傷を負ったりする事故も相次いで発生。ブレーキなしの自転車が公道を走るのは道交法違反なうえ、事故にもつながりかねないため、警察は交通違反切符を切るなどして取り締まりを強化している。【田辺佑介、馬場直子】
東京都渋谷区で今年2月、歩行中の60代女性が30代の男性会社員運転のピストにはねられ、1週間後に死亡した。同区では5月にも、自宅前を掃除中の90代女性に20代の男性会社員運転のピストが後ろからぶつかり、女性が肩を骨折した。警視庁原宿署が、それぞれ重過失致死と重過失傷害の容疑で捜査中。また福岡県警は7~8月、福岡市中央区・天神など中心街で取り締まりを強化し、制動装置不良で4人に5万円以下の罰金となる切符を切った。
ブレーキなしのピストは、主に競輪選手や部活動向けに専門店で販売されている。インターネット上のオークションでは、中古品が3万円程度で買え、選手以外でも購入可能。ブレーキなしで販売しても違法性はない。ブレーキ付きで販売している自転車店もあるが、「ワイヤがスタイリッシュでない」として取り外す愛好家も少なくない。
人気は全国でもじわじわと拡大。京都市中京区の繁華街でブレーキなしピストに乗っていた20代男性は、「事故も多いと聞くが、普段から練習しているから大丈夫。扱えない人は乗らなければいい」と話す。しかし警察庁は「制動装置が備えられていない以上、道路上での使用は原則として違反」との見解だ。
自転車メーカーの「ブリヂストンサイクル」(埼玉県)は危険で違法であることを注意書きしているが、「お客さんが自分で外してしまうとどうにもならない」(広報担当者)と困惑している。自転車協会(東京都港区)も、「競輪選手でも公道での練習には前後にブレーキを付けている。ブレーキなしでの公道走行は大変危険」と警鐘を鳴らしている。
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◇ピスト
トラック競技用で、ペダルと後輪の動きが一致する固定ギアを採用。ペダルを止めれば車体は止まり、後ろに踏めば後退する。停止には相当な脚力が必要。整備しやすいことなどから、00年代に入って東京を中心に全国に広まったとされる。道交法は時速10キロで走行中、3メートル以内で停止できるブレーキを前後輪に備えるよう規定。ペダルでの停止はブレーキとして認められていない。「毎日新聞 2010年9月8日 東京夕刊」より
2011年01月15日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリ: ロードバイク
自転車は歩道より車道の方がはるかに安全だった
自転車に乗っているとどこで事故りやすいのか?
「交差点」
自転車事故の7割を占め、自転車が歩道を走っている時が大半で、歩道との間に街路樹などがあり見えにくいことが原因。

交差点以外での自転車の事故のうち、車道上での「車やバイクによる追突」や「追い越し時の接触」で全体の3%にとどまっていたとのこと。
(5万649件のうち5404件)
簡単にいうと、「交差点を除けば、路上では車と自転車の事故はほとんどない」というのが事実だそうで。
ふたたびロードバイクなど本格的な自転車愛好家が増えてきている昨今、「路上での接触や追突の事故」って多そうなのに意外です。
それだけドライバーの方が気をつけてくださっているのでしょうね。
道路交通法では、軽車両である自転車はそもそも道路を走るものとされていますが、若い人は車道走行時のマナーを覚えて車道に出て欲しいと思います。
道路が狭い日本だからこそ、車から自転車に乗り換えれば渋滞も減るし、いつかEUのように車と自転車が共存する自転車大国になれば嬉しいな。
【自転車事故 7割が交差点で発生 歩道走行、車の死角に】
{毎日新聞 1月6日(木)2時31分配信)自転車事故の7割は交差点で発生し、その主要因は自転車の歩道走行とみられることが、元建設官僚で住信基礎研究所の古倉宗治研究理事の分析で分かった。自転車を除く交差点での事故率は全体の4割強にとどまり、自転車の事故率は突出。大半は車との事故で、歩道を走る自転車が交差点に進入した際、車道走行時よりも車の死角に入りやすいためだという。自転車の車道走行は危険視されがちだが、むしろ歩道走行の方が危険性が高い実態が浮かんだ。
古倉氏が警察庁所管の財団法人「交通事故総合分析センター」に自転車事故の発生場所の調査を依頼したところ、01年の全国の自転車事故17万5223件のうち71%に当たる12万4574件は交差点で発生。自転車を除いた交差点事故の割合は43%にとどまった。警察庁によると、09年でも自転車事故15万6373件のうち交差点での発生は11万3761件で、73%にのぼる。
古倉氏は、国土交通省国土技術政策総合研究所が02~05年、東京都のある幹線道路の約15キロの区間で行った車と自転車の事故調査についても検討。区間内の交差点で、左折車と直進自転車の事故は計26件あったが、うち25件は自転車が歩道走行で、車道走行は1件だけ。車が脇道から幹線道路に出た際、左右からの自転車と出合い頭に衝突した事故でも、計79件中71件は自転車が歩道走行していた。
こうしたデータを基に古倉氏は、交差点を曲がる車のドライバーにとって歩道を走る自転車はガードレールや電柱、街路樹などで死角に入ることが多く、脇道から出てくる車にとっても角の塀や建物で見えにくいため、事故に遭う確率が高いと分析。これに対し、車道を走る自転車は、右左折するドライバーに見えやすく、脇道から出てくる車にとっても、歩道と比べて角の塀や建物からやや離れていることから死角が少ないとみている。
死角は事故の主要因で、同分析センターが03年まで9年間にわたり約300件の車と自転車との事故を調べたところ、「相手が見えなかった」「見落とした」と証言したドライバーは79%に上った。
交差点以外での自転車の事故5万649件のうち、車道上での「車やバイクによる追突」や「追い越し時の接触」は5404件で、全体の3%にとどまっていた。古倉氏は「ふらつきなどの危険がある高齢者や幼児を除き、自転車は車道を走った方が事故は大きく減少するはずだ」と指摘している。【馬場直子】
【ことば】自転車の走行ルール 道路交通法によると原則として車道の左側端を走らなければならない。歩道を走れるのは例外で(1)標識などで認められている(2)13歳未満や70歳以上らが乗る(3)工事などでやむを得ない--場合に限られる。歩道では車道寄りを徐行しなければならない。
文・画像引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110106-00000003-maip-soci
CAMPAGNOLO(カンパニョーロ)ロードバイク ロープロファイル
カンパニョーロ ハイペロン HYPERON ONE
2011年01月07日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
自転車障害保険、事故賠償責任保険のTSマークまとめ
事故があってからでは遅いものの、なかなか気が回らないのが保険というもの。
しかし、自転車は、車やオートバイの場合強制加入の自賠責保険の対象外です。
2007年の道交法改正以降、歩行者をはねた自転車側に対する高額賠償リスクなどについては以前書きました。
高額賠償請求がこう続くと、保険に入っていないために、ライダーが賠償金を払えないということももちろん生じてきます。スポーツバイクに乗る人からすれば、安心して楽しむための自転車保険がなくなりつつあるのは納得がいきませんよね。高額賠償リスクが高まる風潮ならなおさらです。
なぜこうなってしまったのか、またロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクなどのスポーツタイプに乗る人たちはどうやって事故にあった時のリスクから身を守っていけばいいのか、について書いてみました。
損保各社は80年から自転車総合保険の販売を始めた。自転車に乗っていて自分が死傷した場合と、他人を死傷させたり物を壊した場合のいずれも補償。年3000円の保険料で、最高2000万円の対人事故補償が標準的だった。
しかし、05年以降の保険商品簡素化の中、自転車総合保険も整理対象になり、3月で販売を中止。現在は、自転車事故やそれ以外も含めて他人の身体などに危害を与えた際に賠償する「個人賠償責任保険」を、火災保険や傷害保険などに特約として付けるよう勧めている。
(中略)
一方、日本交通管理技術協会は、自転車店での購入時や点検・整備時に1000~2000円程度の手数料で「TSマーク」(有効期間1年)を自転車に張り、対人死傷で最高2000万円を補償する保険制度を展開している。だが、09年度のTSマーク交付枚数は約141万枚で、08年の全国自転車保有台数約6910万台のわずか約2%にとどまっている。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100822-00000008-mai-soci
重要なのは、このTSマークというもの。
「TS」というのは、トラフィック・セーフティ(交通安全)の頭文字で、財団法人・日本交通管理技術協会が、80年頃に開始。
協会の検定に合格した整備士がお店で点検(場合により整備)し、基準をクリアしたらマークが貼れます。
Tマークの保険料は、点検・整備料に含まれ、各店で料金は異なるようです。
有効期間は1年間有効、1年経ったらまた基準を満たすよう点検・整備して更新という流れですね。
マークには上下2種類のグレードがあり、費用と保険料の違いですが、スポーツバイクに乗っている人なら当然グレードの高い赤を進めます。値段もさほど変わらないようです。
第二種TSマーク(赤マーク)
損害賠償保険
入院加療15日以上:[一律]10万円
死亡または重度障害
(1~7級)[限度額]2000万円
参考:財団法人日本交通管理技術協会のTSマークに関するページ
事故にあったらどうすればいい?
1.最寄の警察署に事故の届出をする。
2.TSマークを貼付した自転車店または三井海上火災の支店か本店に事故発生の連絡をする。
3. 保険会社から送付されてきた保険金請求書類に所要事項を記入のうえ、交通事故証明書、医師の診断書、その他の指定された書類を添えて保険金の請求をする。
大体このような流れになってます。
http://park1.wakwak.com/~montana/bouhants/bouhants.htm
TSシールはどこに貼る?
シール自体は3.5×5㎝(赤)と結構大きいです。個人的には見せびらかしたいようなデザインでもないと思うので、見えないところがいいかなと思います。
堂々と出すか、見せるかについて・・・
<隠す派>
メリットは、サドルの高さを変えない(シートポストの調節)なら一番シールがきれいに保てるような気がします。
デメリットは、登録番号を確認する時にいちいち外に出して見ないといけない。
デザインを気にする方は目立たないように、シートポスト(サドルの下にのびる棒)の裏側の普段見えないところに貼ったりと場所にも工夫されているようです。
<堂々と見せる派>
メリットは、登録番号の確認がラクチン。
防犯上・・・銀色に光り、権威がありそうな文字列が記載されているので、防犯対策、心理的に一瞬ひるむ可能性はなきにしもあらず。
イタズラ程度の犯人に対してだけの気休めかもしれませんが。
デメリットは、外に出すので摩擦には弱いでしょうね。1年間、登録番号が目で認識できる状態が望ましいですからね。
2010年09月03日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリ: ロードバイク
トラップがいっぱいの自転車専用レーン
アメリカのポートランドというところに、自転車専用レーンにさまざまなトラップや加速装置が備えられたようです。
マリオカートの加速レーンや、バナナなどのトラップの絵が描かれているというオチでした。
海外は街中にいろいろな遊び心があっていいですね。
それ以前に自転車専用レーンがあるっていいなぁ。
2010年09月02日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリ: ロードバイク
歩行者との事故は、自転車側に高額賠償のリスク!
例えば自動車とバイク(オートバイ)の事故なんかだと、落ち度(過失)に応じてそれぞれの賠償金額が決められます。
しかし、歩道での自転車と歩行者との事故の場合は過失相殺が認められなくなりました。つまり、人が飛び出してきたとしても自転車側に100%の過失となるということ。言い換えれば事故による損害はすべて自転車側が支払わなければならないということです。
発端は2007年の道路交通法の改正により、自転車の走行ルールがより厳しくなったこと。
それ以降、人をはねた結果、民事訴訟で数百~5000万円を超えるといった超高額な賠償金を自転車側が支払わなければならないケースが起きているんだとか。
そもそも軽車両にあたる自転車は、道交法上は歩道での走行は禁止されているんですね・・。
しかし、これって趣味で乗ってるわけでもないママチャリ乗りの人の何割が知っているんでしょうか。
自転車は全員車道を走れ、という話しなわけですが、今の日本の道路の状態や、ドライバーたちへの周知不足は改善しない。その上で自転車を乗っている人への責任を過大に課すというのはどうなのかなぁと思ってしまう。
彼らのいう通りにしたら相当危険な状態になります。めちゃくちゃです。道路におばちゃんライダーが溢れて、まるで中国の道路みたいになっちゃいますよ。
まぁ決まってしまったものはしょうがないです。
ロードバイク、MTB以外のママチャリ乗りの人もなるべく車道を走るようにしましょう。
実はバイカー(自転車)にはいい風潮?
とはいえ、ポジティブな面もあると思うんです。
一般的に自転車が道路を走るものという認識が広まれば、市民権を得るということにつながります。
車道を走る人が増えれば、意識も高まり、発言力も高まります。
ゆくゆくは欧米のように自転車専用レーンなんかも・・・
<自転車>歩行者との事故に高額賠償判決…過失相殺認めず
8月21日2時32分配信 毎日新聞
<自転車>歩行者との事故に高額賠償判決…過失相殺認めず
自転車と歩行者の事故で自転車側に高額賠償を命じた主な判決※年齢は事故当時
自転車の車道走行ルールを厳格化するため道路交通法が改正された07年以降、自転車で歩行者をはねて死亡させたり重傷を負わせた場合、民事訴訟で数百万~5000万円超の高額賠償を命じる判決が相次いでいることが分かった。これと並行して東京や大阪など主要4地裁の交通事故専門の裁判官は今年3月、「歩道上の事故は原則、歩行者に過失はない」とする「新基準」を提示した。高額賠償判決がさらに広がるのは必至の情勢となる一方、車道走行ルールが浸透していない現状もあり、今後議論を呼びそうだ。◇東京など4地裁「新基準」
自転車は道交法で「車両」と規定され、従来、原則車道走行だが定着せず、歩道での自転車と歩行者の事故が急増。このため07年の道交法改正(施行は08年)で歩道を走れる条件を明確にし、車道走行のルールを厳格化した。高額賠償が相次ぐ背景には、この厳格化を司法が酌み、加害者の自転車に厳しい態度で臨んでいることがあるとみられる。
こうした流れの中、交通訴訟を専門的に扱う部署のある6地裁(東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸)のうち、京都、神戸を除く4地裁の裁判官は今年3月、法律雑誌で誌上討論。自動車やオートバイの事故では、歩行者側の過失の程度により車両側の責任を軽減する「過失相殺」の基準が東京地裁の研究会などにより示されているが、自転車にはないため、4地裁の裁判官は自転車にも基準の必要性を確認した。
その上で、横浜地裁の裁判官が、歩道上の事故については道交法で自転車の走行が原則禁止され、通行できる場合も歩行者の安全に注意する義務があると指摘。「事故の責任は原則、自転車運転者に負わせるべきだ」とした上で、運転者が児童や高齢者でも変わらないとし、他の3地裁も基本的に一致した。
「新基準」に、4地裁は「検討が必要」としているものの、あるベテラン裁判官は「各地裁は参考にしていく」と、その影響力を指摘。別の裁判官は「自転車には非常に厳しいが、自転車の台数増加など事故の要素が多くなっていることを受けたものだろう」と評した。
一方、自転車の交通事故を担当する弁護士は「自転車の車道走行は一般的に浸透していない」と新基準に疑問を呈する。さらに、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)のように所有者が強制加入する保険がないことから「加害者の資力が問題」と懸念を示している。【北村和巳、馬場直子】
◇過失相殺◇
損害賠償訴訟で被害者にも責任や過失があった場合、その程度に応じ裁判所が賠償額を減らす仕組みで、民法に規定されている。例えば交通事故被害者の損害額が2000万円だったとしても、被害者に周囲の安全を確認しなかったなどの過失があり、賠償額から差し引くべき割合が20%と判断されれば、賠償命令額は1600万円になる。一般の訴訟では裁判官が事案に応じ自由に過失相殺の割合を決められる。
◇対歩行者事故…10年で3.7倍
社団法人「自転車協会」の調べでは、全国の自転車保有台数は08年3月時点で約6910万台。最近10年で約398万台増えた。警察庁によると、09年の自転車関連事故は15万6373件で、交通事故全体の21.2%を占める。自転車事故の増減はこの10年ほぼ横ばいで、8割以上は対自動車だが、対歩行者事故に限ると、99年の801件から09年は2934件。10年間で3.7倍に激増した。自転車同士の事故も09年は3909件で、10年前の4.4倍に増えている。
自転車側が過失の大きい「第1当事者」となった2万4627件のうち、未成年の占める割合は39.6%。訴訟では13歳前後から賠償責任を負うとの判断が多く、未成年が高額な賠償を求められかねない実情が浮かぶ。これらを含め、自転車側に法令違反があったのは、自転車事故全体の3分の2に及んだ。【馬場直子】
◇解説…危険性、厳罰化で警鐘
歩道上の自転車事故で高額賠償判決が相次ぐとともに、主要4地裁の裁判官が「歩行者に原則過失なし」との「新基準」を打ち出したことは、自転車と歩行者の事故急増を受け、司法が自転車利用者に「厳罰化」で警鐘を鳴らしたと言える。一方で、車の自賠責保険のような賠償を求められた際のセーフティーネットや、自転車道などインフラ整備は不十分なままだ。この状態で厳罰化を進めれば大きな混乱を招くのは避けられず、今後、幅広い議論が求められる。
日本弁護士連合会交通事故相談センター東京支部の部会長として自転車事故の判決例を分析した岸郁子弁護士は「司法はこれまで自転車を『歩行者寄りの存在』と考えてきたが、対歩行者の事故多発で『車に近い危険性を持つ』ととらえるようになった」と指摘する。
被害者の一人は「自転車事故に共通するのは利用者の意識の低さ。いくつもの悲惨な事故が裁判所の(高額賠償や新基準という)判断につながった」と強調する。
しかし、高額賠償や「新基準」が常態化しても、自賠責などのない自転車の利用者に支払い可能かといった新たな問題が生じる。歩行者側に後遺症が残ってもなかなか補償されず、加害者側も補償という重荷を負い続けるという状況が続出することも考えられる。
歩道上に自転車と歩行者が混在する現状をどう転換するかといった問題も積み残されたままだ。司法の「問題提起」を機に、自転車との共生社会を真剣に展望すべきだ。【馬場直子】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100821-00000009-mai-soci
2010年08月24日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリ: ロードバイク
時速40Km以上で車につっこんだ自転車(ロードバイク)
とある自転車レースでのできごと。
路駐していた車に・・・
すごい音がしてます。そしてすごいヘコミよう。
どうしてあんな狭いところに路駐してたんでしょうね。
レースのど真ん中とは知らずに迷い込んでしまい、そのまま動くのは危険と思ってはけてたとか。
自転車のほうの速度は40Km/hちょいくらいでしょうか。
それくらいで正面からぶつかったらもっと大けがするかと思ったのですが、流血もなく骨も大丈夫そうに見えます。
しかし、よくもまぁこんな密集した狭い道路でやりますな。
車避けるスペースもないし、前の集団になにかあったら避けるのは運もいりそうです。
2010年08月22日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリ: ロードバイク
自転車(ロードバイク、MTBなど)の盗難予防、防止、対策、盗難事情
自転車泥棒っていうのは数ある泥棒の中でも、特に許しがたい泥棒であります。
ただ単にものを取られるというだけじゃないあの喪失感はなんでしょうね。
思い入れがあるからかな、と思ったけどそれより思い入れがあるものなんて沢山あるし、やっぱ値段か?
いやママチャリだってショックには変わりない。
盗んだ人の心なさに絶望するんじゃないかななんて思います。
あんなでかいものを、しかも持ち主の尻乗っけて運んでたものをよく盗めるな、と。
ただ聞くところによると、ママチャリとかはさておき、ちょっと小綺麗なスポーツバイク(ロードバイク、マウンテンバイクとか)だと、どっかの窃盗団が車できてそのまま荷台に乗っけていってしまうそうです。
盗んだものは、どっかの国で売るなり転売するなりするんでしょうね。
ちなみにわたしはママチャリをはじめ、MTB、ロードバイクと全部盗まれた経験があります・・・
素人なら打つ手は色々ありますが、プロの窃盗団から盗難を防ぐにはどうすればいいんでしょうね。
太いチェーンロックだって多少時間をかければ切られてしまう。ということは、時間を与えたら切られると考えなきゃいけません。
1.離れるときは人通りの多いところに留める
2.電信柱やガードレールなどにくくりつける
3.2種類以上のロックをつける(1つはU字ロック)
4.交番、コンビニ、ファーストフード、喫茶店の近くにとめる
この辺りを意識しておくといいかなと思いました。
U字ロックは、防犯大国アメリカ・マサチューセッツ発祥のクリプトナイト(KRYPTONITE)という会社のロックが抜群に信頼性が高いようです。
4.については、人が急に出てきたり中から監視されてる可能性が高いもの。
それに加え、もっといいものが某掲示板に書き込みがありました。
■盗難対策の基本 ver1.05
太く強い錠で地球ロックが大前提
●ワイヤー錠・安物U字ロックは泥棒にとって紐同然。
もしワイヤー錠使用するなら、15mm以上を推奨(泥棒対策でなく、中高生対策)
●駐輪場にとめない(駐輪場は盗み放題・人が少なく、
自転車いじってても不審でなく、盗難の責任は駐輪場は負わない)
●駐輪時は必ず構造物にくくりつける。通称、地球ロック。
(自転車を鍵ごともっていかれたらアウト。)
●ロックは高い位置で。
(低いとワイヤーカッターに体重をかけられるため切断されやすくなる)
●『盗まれにくい状況』を作る。
(人目につく所に止めたり、視界から離れる時間を出来る限り短くすることが大切)
●保管は可能な限り室内保管が望ましい。
(とくにマンションの駐輪場は厳禁。夜中に人気がないので盗み放題)
●決まった行動パターンは避ける。
(毎日、同じ時間帯に同じ場所に置いてあると目をつけられやすい)
●メーター・ライト・サドルバッグは駐輪時に外す。
(特に厨房に狙われる)
●サドル盗難が怖かったらアーレンキー調整タイプで。
(転売目的はともかく、悪戯のサドル外しは回避できる)
●恥ずかしがらず名前シールを貼る
(窃盗犯は盗もうとしている物の持ち主がどんな人であるかを想像し躊躇いが生まれる)
●できれば複数ロックを。ただし、やわい錠は何個つけようと瞬殺。
(ブースターロック+多関節ロック等。窃盗犯は手間取るのを嫌う。)
●停める時間が短くても施錠は必須。
(警視庁が発表してる自転車盗難被害の半数近くは無施錠。)
●どんな対策していても絶対は無い。油断は禁物。
駐輪場こそ危ないというのは盲点ですね。しかし、それじゃどうすればいいのか^^;
「ロックは高い位置で」というのが秀逸ですね。大ばさみも上の方に鍵があったら人目につきやすく、やりにくいでしょう。
こちらは、バイク(モーターつきのほう)が車に乗せて盗まれる動画(防犯カメラ)
このように心ない盗人もいれば、正反対の素晴らしい人も世の中には沢山いるようです。
なんと、自転車が盗難されて、遠く海外はタイのオークションで出品されていた!
それを見つけたタイ人が持ち主に連絡して、さらに落札してくれたという奇跡のような救出劇がありました。→チネリin タイランド/ Alex’s Cinelli is in Thailand_hasegawa
誰かが、自転車の1割くらいの値段はロックにお金かけるべし、といっていた。絶対に盗られないのなら、5万円かけても構わないんですけどね。
アメリカはバイクも防犯も先進国だから、色々なアイデアや商品がありそうです。
見つけたら報告していきたいと思います。
2010年08月04日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリ: ロードバイク
キャニオニング、ラフティング@水上(みなかみ)温泉
キャニオニングというアウトドアスポーツを知ってますか?水上温泉で有名な、群馬県みなかみ町というところで、このスポーツ目当てにやってくる海外からの観光客で賑わいまくっているそうです。
ラフティングというのを聞いたことがある人は多いかもしれません。ラフティングは、ボートに乗って川を下っていく、いわゆる渓流下りです。コースにもよりますがなかなかエキサイティングなアクティビティ。
ラフティングが複数人でボートに乗るものだとしたら、キャニオニングは一人で身体ひとつで川を滑り降りるもの。
ひとことでいえば、ウォータースライダーです(笑)
それから滝も随所にあるようで、その滝つぼに向かって思い切ってドボンとダイブすれば超爽快!
ってのもキャニオニングの醍醐味の一つ。
ちなみに滑り降りるというと危険そう、怪我しそうと思われるでしょうが、心配ご無用。特殊なスーツを着用するのでそれほど危険ではないそうです。
みなかみ町でキャニオニングの情報をインターネットで世界中に発信しているニュージーランド出身の男性がテレビに出ていました。
≫キャニオンズ:http://www.canyons.jp/
また、街のレストランではお客さんが全て外国からの観光客ということもあるそうで、「ここは日本じゃない、カナダかニュージーランド、あるいはスイスだろう」とつっこみを入れたくなる光景でした。
温泉もいい!アウトドアで水しぶきを浴びながら渓流下りも楽しみたい、という場合にぴったりなスポットですね。
異国気分も満喫できるんじゃないでしょうか。夜は知らない人たちともビール片手に打ち溶け合えるかもしれませんね。
◎水上でのキャニオニング 動画
みなかみ町以外でも、同じ群馬の草津、長野県の白馬、四国などでできるところがあるようです。
◎四国は吉野川でのラフティング キャニオニング動画
2010年05月25日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリ: アウトドア
水泳のクロール (2) 息継ぎのコツ
クロールの息継ぎのコツです。以前に楽にクロールを泳ぐには伏し浮きが大事ということを書きました。
今回は息継ぎです。うまくやれるかやれないかで全然変わってくるようです。
これまでは、真下を向いて泳ぎ、息継ぎの時は真横に顔を向けていたのですが、息継ぎの時は手の先を見るようにするといいそうです。
真横というよりは、斜め前なんですね。
また、長い時間顔を上げていてはスピードのロスにつながりますから、短い時間で空気が吸えるような練習も効果的だそうです。肺の能力を高めるってことですね。
呼吸、息継ぎのリズムに関してはこちら
泳ぎなれて呼吸のリズムをつかむしかないと思いますよ。
私は鼻からスースーと息を出し、パッと口で空気を取り込む。
スースーパッ、スースーパッを1・2・3、1・2・3でやりなさいと教わりました。泳ぎと呼吸、全身が1・2・3、1・2・3のリズムで動くことが基本なのでしょうけど、慣れないときは泳ぎにやたら力が入り、かえって呼吸も辛くなるように思います。
http://okwave.jp/qa/q4304166.html
長く泳げるようになるプラン
25mを大きなストロークでゆったりと20~25秒で泳ぎ40~35秒休憩を10本繰り返してください。
心肺機能が高くなれば休憩時間を短くしても苦しくならなくなるので徐々に短くします。
20秒で泳ぎ10秒休憩を10本できるようになったら、100mを楽に泳げるようになってます。
2010年05月22日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリ: 水泳
水泳のクロール 伏し浮きと息継ぎ(1)
さてメタボ対策にちょこちょこ水泳にいっておるわけですが、決まっていつもやるのはウォーキング+平泳ぎ。
ウォーキングといっても、結構体を捻ったり大きいストライドで早く進むように負荷をかけたり工夫してやります。
平泳ぎに関しては得意なほうなので、数百メートルとか泳げます。
そしてクロール。
これが大の苦手。細かい違いとか理由は次回に回すとして、とても参考になったクロールを長く楽に泳ぐための息継ぎのコツ。
キーワードは「ストリームライン」と「伏し浮き(けのび)」
あなたは、けのび、はできるでしょうか。
けのびというのは、手をまっすぐ頭上に伸ばして足を動かさずに体をまっすぐにした状態で浮く状態のこと。
うまくやると、その状態だけで浮いていられるらしい。
逆にそれができていないと、とても泳ぐのがつらい運動になるようです。
これが・・・クロールって平泳ぎにくらべてしんどいな~、という今のわたしの状態^^;
その理由と解決法は以下のサイトに明るいです。ぜひ参考にされたし。
伏し浮きが出来ない人は、足先から沈んで、徐々に後ろにバックしながら沈んでいくはずだ。
これが、伏し浮きの出来ない選手が泳いでいる時に、常に体にかかっている力だ。
この”バックする力(マイナスのベクトル)”を引っ張りながら泳いでいるのだ。
つまり、重りを引っ張りながら泳いでいるのと同じなのだ。野球なら、練習でタイヤを引っ張りながら走っているようなものだ。
http://www.page.sannet.ne.jp/yamato99/tech_fusiuki/fusiuki_3.html
そりゃ、ちょっと泳いだだけでゼエゼエなりますわな。
もちろんそれだけじゃなく、呼吸などもあるのでしょう。
息継ぎの際は、スピードをロスを抑えるためにヘッドアップをいかにしないでやるかが大事なようです。
スピードのロスを抑えれば、楽に泳げるようになります。
2010年03月21日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
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